行事報告
【報告】2月の茶話会
2月29日(水)10:30~12:00
クリニック2階にて、茶話会を行いました。
今回は 七飯町内の子育てサークルの方々が参加されました。
身近に自閉症の子がいるけれど、その子と今後も関わっていくために、その子自身を変えるのではなく周りの大人も一緒に学び、みんなでサポートしていきたいということで、今回の茶話会への参加を企画されたそうです。
障害を持つ子どもとどうやって関わっていくのか、ということをテーマに話し合いました。
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「普通学級に通う自閉症スペクトラム障害(ASD)児の社会的スキルは,ASD児本人のみを訓練するよりも,同級生にASD児との接し方を教えた場合の方が向上する可能性がある」という研究報告があります。こんな風に、ハンディキャップを持った子どもの周りに、障害を理解し、支えようという人たちが増えるというのは、とても素晴らしいことだと思います。
<はる先生よりコメント>
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障害があろうとなかろうと、自分とは違う人とどうやって付き合うのかということを学ぶことは、その子の人生を豊かにします。障害を持つ子にとっても、持たない子にとっても、世界が怖いものではないということを知ることが、援助を受け入れたり、新しいことに挑戦しようとする意欲につながり、その子の世界を広げる第一歩となるのではないかと思います。そんなことを学んだ茶話会でした。
今回は子どもたちの参加も多かったので、保育士とクリニックスタッフが一緒に遊びました。
お話が終わったあとは、お迎えにきたお母さんと絵本を読んだり、ちょっとだけ遊んだり、と母子のスペシャルタイム♪
ゆったりした時間を過ごして、終了しました。
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今年度の茶話会は、今回で終了です。
来年度は、全4回の開催を予定しています。
開催日は以下の通りです。
・ 6月20日(水)
・ 9月5日(水)
・ 11月7日(水)
・ 3月6日(水)
※開催時間はすべて10:30~12:00です。
なお、参加される際は、事前予約をお願いします。
詳細は、ホームページトップのスケジュールカレンダーをご確認ください。
未定のものは、決定次第順次更新され、内容の変更がある場合は、ホームページの『お知らせ』より告知させて頂きます。
TEL.0138-65-0500 (クリニック窓口)
【報告】2月のびのび「子どもの行動で困っている方へ」
2月23日(木)
第9回子育て講座のびのび
「子どもの行動で困っている方へ」
講師:高橋 実花(あおいそら相談員)
今回は、高橋先生のアメリカとイギリスに在住されていた経験から、欧米と日本の教育システムの違いにも触れながら、発達に関するお話をしていただきました。
~以下、はる先生のブログから~
子育て講座のびのび第9弾「子どもの行動で困っている方へ」があった。講師は、発達障害者支援センターあおいそらの高橋実花氏。
今日のお話のテーマは「幸せについて考えてみる」。実花先生が発達障害の子どもと保護者の相談を受ける中で、感じていることをざっくばらんにお話してくれた。
まずは、イギリスとアメリカで研修した時に感じた日本との考え方の違いについて。たとえば、向こうでは「特別支援教育」は権利だと考えられてる。「みんなと同じことを同じように」ではなくて「その子にあった英才教育を個別に受ける」ことなので、「特別支援教育」が肯定的に受け止められている。
もともと移民の国なので、自分と違う人、違う文化を受け入れる土壌がある。お互いの文化を認めお互いの誓いを尊重する。一方で主張しなければ分かり合えない。だから、「特別支援教育」も自分たちの権利として主張する。
日本は、反対に、まわりを見回してなるべくみんなと同じでありたいと願う文化なので、なかなか「特別支援教育」が肯定的に受け止められない。すぐに真似をするのは難しいが、日本人らしい主張の在り方がってもいいと思うということであった。
そして、「幸せであること」について。日本人でも、イギリス人でも、アメリカ人でも、たとえ文化が違っても、障害があっても、障害がなくても、「幸せ」には共通項がある。
自分で自分の人生を決める自由がある
衣食住に困るような貧困がない
睡眠がとれること、ある程度の健康が保たれること
愛する人、大切な人が存在すること
その人たちとコミュニケーションが取れること
その人たちがとんでもなく不幸ではないこと
たとえささやかでも、その人たちのために、
自分自身が役に立っているという自負があること
将来の生活に対しる見通しがある程度たっていること
人生を悪くないと思えること
実花先生が挙げた条件は以上だ。特に、4番目の「愛する人、大切な人が存在して、その人といいコミュニケーションが取れていて、その人たちに役に立っているという自負がある」というのは、とてもとても深く納得する。
ご本人は、何の根拠もない私見だからと謙遜していたが、とても考えさせられる内容であった。
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※院長ブログ 『上藤城物語』
その他の記事は下記よりご覧ください
⇒ http://harutaka213.blog62.fc2.com/
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今回はお子さんの人数が多かったので、保育士がついて一緒に遊びました♪
次回ののびのびは、今年度最終回です。
3月29日(木)14時~16時 クリニック2階にて
テーマ:「心豊かな発達のために」
講師:高柳滋治(はるこどもクリニック院長)
当日参加も可能ですが、資料等準備のため、前日までのご予約をお願いいたします。
TEL:0138-65-0500(はるこどもクリニック)
【報告】ひな祭り準備会
2月19日(日) 10:00~12:00
ひな祭り準備会を行いました。
当日の参加は、親子11組。スタッフも入れて30余名の大きな行事になりました。
最初はみんなで、おひなさまづくり。
折り紙で女雛と男雛を折ります。
まずは好きな色を2枚選びます。
見本を見ながら、みんなで折り進んでいきます。
今回も進行は、はるっこスタッフの保育士です。
お母さんと協力したり、1人でじっくり折ったり。
かっこよく折れました♪
できあがったら、千代紙や端紙を使って飾り付け。
サインペンで顔を描くのも忘れずに♪
千代紙を切り抜いて小物をつくって・・・
ノリでぺたぺた♪
おひなさま用の台紙に金色の屏風も貼りつけて・・・
着物の柄も、色どり豊かに飾り付けました♪
ノリやはさみを貸し合いながら、みんなでわいわい賑やかでした♪
お家で飾れるように、台紙に貼りつけて紐を通せば完成です♪
次は、本物のおひな様を飾ります。
ひな壇に飾るために、お人形の飾りつけから。
たくさんの付属品から、お人形ごとに違う飾りを選んでいく作業にも、子どもたちは興味津々。
子どもたちに、お人形をひな壇まで運んでもらいました。
みんなお仕事が大好き♪
どんどん運んでくれました。
届かないところは、お母さんお父さん、それからはる先生がバックアップ♪
運ぶときは優しく、そ~っと、そ~っと。
置く場所を探して、壊さないように慎重に置きます。
子どもたちは、おひなさまの造りが気になるようす。
次回のひな祭り準備会では、おひなさまについてのお話があるともっと楽しめるかもしれませんね♪
ひな壇も完成したら、手作りおひなさまと揃って集合写真。
とても賑やかな写真になりました♪
メインイベントの大福づくり。
出来たての生地で作ってもらうため、5組ずつ順番につくってもらいました。
待っている組は、お琴の伴奏で『ひなまつり』を歌いました。
お琴に興味津々の子どもたち♪
触ったり、音を鳴らしたり、一緒に弾いてみたりもしました。
和楽器を習ってみたいという方も♪
大福づくりの組は、あつあつの生地で、あんことフルーツを包んでいきます。
お皿に片栗粉をのせて、生地を分けていきます。
手にくっつかないように、片栗粉をいっぱいつけて・・・
フルーツの上にあんこをのせておくと、包む時も手が汚れにくくなります。
生地を手のひらにのせて、くるくる包んでいく作業。
破かないように丸く包むのはなかなか大変です。
ちょっとお味見♪
家族で協力して・・・
お母さんと一緒に・・・
仕上げはお母さん♪
早く食べたいけれど、お茶会までちょっとだけ我慢♪
・・・と思いきや、一足お先に食べちゃう子も。
自分で作った大福は絶品ですね♪
完成した大福は盛り付けて、お茶会がはじまります。
子どもたちに、お茶会用のお抹茶を立ててもらいました。
正座をしてしゃかしゃか♪
今回は胡坐でもOKです♪
お母さんも一緒に立てました♪
ひな壇と桃の花を眺めながら、お琴を聴いて・・・自分でつくった大福とお抹茶をいただきます。
手作り大福の生地はちょっとやわらかめ。
みょい~んと伸ばして楽しんだり♪
親子で協力しながら、自分で作ったものを美味しく食べる。
みんなで楽しい時間を共有して、一緒に達成感を味わって・・・
笑顔の絶えないイベントでした♪
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参加された方へ
当日撮らせて頂いた写真について、行事報告に載せられなかった写真がまだたくさんあります。
中には、子どもたちの素敵な一瞬をとらえることができた写真、お母さんと一緒の写真もたくさんあります。
希望される方へは、データを焼きつけたCD-Rの貸出を考えています。
お手数ですが、希望される方は、3月5日(月)以降に、はるこどもクリニック窓口かお電話にてお問合せください。
TEL.0138-65-0500(はるこどもクリニック窓口)
【報告】1月~2月のはぐはぐ
1月18日(水) 2月1日(水)
子育て相談室はぐはぐ(特別枠0ヶ月~12ヶ月)を行いました。
3ヶ月から9ヶ月まで、6組のお子さんとお母さんが参加してくれました。
両日とも、離乳食とベビーマッサージ、遊びと発達、身体測定を行いました。
参加された方々は月齢が少し離れていましたが、お母さん同士で情報交換したり、
年長のお子さんがいると、お子さんの成長の先の姿を見れて安心するという声を頂けたので、一安心でした。
~離乳食~
お話のあと、それぞれの月齢時期に合わせた離乳食を実際に食べてもらいました。
その後には、栄養面の相談や、味の濃さについての質問などがありました。
スタッフが答えるだけでなく、参加されたお母さん方にも聴いてみると、各ご家庭の様々なお話が出てきて、とても盛り上がりました。
~ベビーマッサージ~
歌を歌いながら、楽しい雰囲気ですすめていきます。
お母さんたちは赤ちゃんの顔を見ながら、優しくマッサージ♪
赤ちゃんたちも、お母さんの顔をじっと観察。
母子で見つめ合いながら、ゆったりとした時間を過ごして頂けました。
~遊びと発達~
赤ちゃんのとる体勢についての質問が多くでました。
遊ぶときの体勢から、食事中の体勢にもつながっていきました。
うつ伏せやあおむけ、膝の上にのせて向かい合わせなど、いろいろな姿勢での遊び方を試して頂きました。
赤ちゃんたちがコロコロ転がる姿はとても癒されます♪
次回のはぐはぐは、2月22日(水)10時~11時半に行います。
離乳食・アタッチメント(ベビーマッサージ)・発達や遊び以外にも、ワクチンのスケジュール組み立てなど、リクエストにも対応いたします。ご予約の際に、お申し出ください。
※対象月齢0ヶ月~12ヶ月、参加費無料、事前予約をお願いします
予約 : 0138-65-0500 (はるこどもクリニック窓口)
【報告】クリニックで節分♪
2月3日(金) 節分の日
節分の日ということで、夕方頃、待合室の一角に折り紙コーナーを設け、臨時まんぼう行事を行いました。
豆を入れるための三方(器)づくり。
はるっこの保育士も参加して、みんなでわいわい♪
折りながら節分の歌を歌ったりもしました。
遊びはどんどん広がって、コマを作ったり、お絵かきしたり…幅広く遊びました♪
折り紙はお母さん方も一緒になって難しい折り物に挑戦したりと、子どももお母さんもスタッフも、みんなで夢中になり楽しい時間を過ごすことができました♪
次回のまんぼう行事は 2月19日(日)の「ひな祭り準備会」です♪